「笑えない。」笑いたいけど笑えない。

面白くないから。
だから笑えなんじゃない。

笑おうと思っても、
心がすっからかんで”笑えない”んだ。

楽しいとか、嬉しいとか。
そういうのが”わからない”んだ。

だから、笑えないんだ。

「辛い時こそ笑うんだ。」
そう、誰かが言う。

でも、「笑えないからこそ辛いんだ。」と、
誰かが言う。

笑えない辛さは、本当に苦しい。

「辛い時こそ笑え」
というのは、時に戯言に聞こえる。

顔が固まったかのように、動かないのだ。
そして、心も動かないのだ。

笑えない時は、
自分が自分じゃないみたいなのだ。

現実が現実じゃないみたいなのだ。
生きている心地がしないのだ。

そんな時に笑え。
なんてそれこそ笑っちゃうほど無理なのだ。

だから、笑えない自分を責めないで。
心が死んだわけじゃない。

もう心がそれ以上あなたが苦しまないようにしているんだ。
あなたがまた笑える為に、心が休んでいるんだ。
また、気持が安らぎ、一歩前に進めるように、
心が休んでいるんだ。

笑えない。あなたは悪くない。

だから、自分を責めないで。
笑えないまま”今”は生きてこう。
それでいいじゃないか。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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