好きになって振られた時、

すぐに忘れることなんて到底僕たちは出来ない。

そんな時、僕たちの心の中には、

二つの気持ちが一緒にいる。

それは、相手のことを嫌いで、好きな気持ちだ。

酷い事したあの人は嫌い。

でも、

優しいところはやっぱり好き。

そう、僕たちの心の中には、

好きと嫌いが一緒に住んでいるんだ。

だから僕たちは、

好きで嫌いで、

嫌いで好きなんだ。

だから僕たちの気持ちは、それでいいんだ。

それがいいんだ。

嫌い!って思っても、

次の瞬間やっぱり好き。

そう感じてもいいんだよ。

あなたの中に、

好きな気持ちがあって、

嫌いな気持ちがあって、

それが自然なんだ。

相反する気持ちなんかじゃないんだよ。

好きも、嫌いも、

それぞれが独立したただ一つの気持ちに変わりはないんだ。

「私おかしいよね。」

「忘れたくて、忘れたくない気持ちもあるんだ。」

それでいいんだ。

あなたの気持ちはそれがいいんだよ。

早く前を向きたくて、

一方で、

大切にとっておきたい気持ちもある。

それもやっぱり自分の足でたっているそれぞれ別々の気持ち。

どれもがあなたの大切な気持ち。

引っ張り合っていると感じているのは、

幻かもしれないよ。

もし仮に引っ張り合ってくれているとしたらね、

それはどっちもあなたの幸せを願ってのことなんだ。

だからどっちを選んでもいいんだ。

両方を選んで、

そのままの気持ちを抱きしめて生きたっていいんだ。

僕たちは、きっと自由なんだ。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

メルマガ:この心に雨が降ったら読むセラピー

今あなたの心に雨が降っていても大丈夫。心はきっと晴れる。

※購読解除はいつでも可能です

■ブログランキングに参加しています!
ポチっと押して頂けると、とっても励みになり、嬉しいです(^-^)
心理学 ブログランキングへ