ども!野川です。知る、聞く、カウンセリング

昨日は、横浜で心理学教室でした!
お久しぶりの方も参加して頂いて、少人数でしたけど、
楽しい講義となりました(^-^)

もう、この講義も開催してから2年半以上が経ち、
開催回数も120回を超えて、よく続けてきたなぁ…と感慨深い一日でした。

それもこれも来てくれている人のおかげで成り立っているので、
ありがたい限りなのです。

さて、講義はというと、こんな感じ!
知る、聞く、カウンセリング
はい、滅多に撮らない自撮りです(汗
こんな写真だけ見せられてもね…。って感じですね(^^;
失礼しました!

講義はというと…。

受講生の方から、「あ、なんか今すごい勉強してた!」と謎の言葉を頂き、
「いやいや、勉強しに来ているんですから勉強してください(笑)」という、
よくわからない掛け合いはありましたが、、、。
(その方はよく来てくれる方で、今日は僕の顔を身に来てくれたらしいです(笑))

こんなやり取りがありつつ、
「カウンセリングとは何ぞや?」という所をお話させて頂きました。

カウンセリングで使うのは”言葉”です。

この言葉は、言語と非言語の二つで成り立っています。

言語は僕たちが話す言葉です。

非言語は、表情・声のトーン・しぐさ・姿勢など、
目に見えない言葉です。

僕たちが悩む時は、自分の気持ちがどうにかできなくて悩みますよね。

この悩みを生んでくれる気持ちはどこに表れるの?というと、
話す言葉にも表れますよね。

「辛い…。」
「悲しい…。」
「むかつく!」
「嬉しい!」

といったように。
でも、言葉自体に気持ちがあらわれているというよりは、
”如何に”その言葉を話すかに人の気持ちは表れています。

その”如何に”というのが、非言語にあたるわけですね。

楽しいのなら、きっと表情は笑顔で、声のトーンもいつもより高く、
姿勢もうつむいて楽しいというのではなく、どちらかというと、前を向いて、
少しだけ上を向いて、身振り手振りも大きくでますよね。

このように、言葉と非言語は勝手に連動して、
僕たちは気づかぬうちに話をしています。

この言語と非言語が一致していればいいんですが、
悩んでいると、不一致が起きてきます。

言葉では、前に進みたい!と話しているのに、
それを言った瞬間に後ろに下がって深く座ったり。

「前に進みたい…。でも、実はさ…。」

といったように、実はの後の気持ちの方が声のトーンが高く、
話す速度も速かったり…。

といったように、言葉でいっていることと、
非言語が語っていることが不一致が起きている。
とったことが悩んでいると良く起きてきます。

その為、カウンセリングではそういう不一致に対して、
声を掛けていったりするのです。

例えばこんなように。

「前に進みたい!と仰いますが、”でも”という言葉のあとの話の方がやりたいように聞こえましたよ。」

といったように、不一致に対してただフィードバックをしていく。

すると、相手は自分の”気持ち”を吟味出来たりするわけです。

そして、”吟味”することが大切なのは、
悩みはどうにかできない”気持ち”があるからであって、
その気持ちを吟味するということは、
そんな気持ちにまず気づいていく一歩だからです。

気づいたら変えたいのか、そのままでいたいのか、
あとは選んでもらえばいいのですよ。

そんなこともお話をさせてもらいました。

さて、次回は11/12(土)13:45~15:45
「だからオウム返さない傾聴講座!」です。

詳しくはこちらん

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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