ども!野川です。

今日はいい天候ですね(^ ^)

今日はちょっと美術館に行ってきます!

皆さんも良い1日を。

 

さて、”多くの人は、理解されたいと思っています”

だけど、同時に”理解されてたまるか!

という気持ちも持っています。

人は、僕もあなたも、

自分の事をわかって欲しくて話をしますよね。

「ねぇ、こんなことがあったんだ。」

「ねえ、聞いて聞いて!」

といったように。

昨日起こったことや、

知って欲しいことを共有したくて、

わかって欲しくて話をします。

 

でも、

そうやって分かって欲しい気持ちがありながら、

実は分かって欲しくない人もいるのです。

 

自分の事を話して、

理解して欲しいという態度や言葉を発しておきながら、

本当のところでは理解されたくない人っています。

なんでだろうかとふと思った時に、

こんなことを思いました。

「人は実は簡単には理解して欲しくない。」

ということです。

 

人はいろんな経験をします。

それぞれが、一人の人間ですから、

生きていれば、

一冊の本が書けるくらいのドラマがあるわけです。

 

その本の中には、

その人の生きざまや様々な経験がつまっています。

そして、その経験は大切だったり、

他の人が経験してない事が多いわけです。

つまり、一つ一つが特別な一ページなわけです。

 

だから、簡単に、

「わかるわかる!」

ってあんまり言って欲しくない人もいます。

 

それは、私の人生はあなたの人生と違うんだよ。

っと知っている人であり、

自分の経験をあなたの体験と一緒にして欲しくない人です。

なぜかというと、

やっぱりそれぞれが特別な1ページだからです。

簡単にはどこかの物語と一緒にして欲しくないのです。

 

どこにでもある物語に見えますが、

どこにもない物語なのです。

だから、大切に読んで欲しいんです。

ちょっとしか読んでないのに、

全部わかったなんて言って欲しくないのです。

 

だから、人は理解されたいけれど、

簡単には理解して欲しくないのです。

 

人の話を聞くって、その人生の大切なページを、

ちょっとだけ聞かせてもらうこと。

全ては無理ですからね。

そして、そのページを少しでも理解できたらいいな。

って、そんな思いを持って、いつも話を聞いています。

それでは、今日も良い1日を。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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