自分が変われば相手も変わるなんて嘘。

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さて、今日はあいにくの雨ですね。

3連休が終わり、週初めが雨だとちょっと気分が沈んだりしますね。

ただ、僕はというと、
「あ、雨だからメルマガ書こう！」と、
呑気なことを考えておりました。

「心に雨が降ったら読むセラピー」が、
メルマガのタイトルのなので、雨の日は配信するには、
ぴったりだな！って思っていました。（汗

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「自分が変われば相手が変わるの？」

よくこの言葉って聞きますね。

人を変えることはできない。

だから、自分が変わればいいんだよって。

僕自身もこの言葉を心にとめて、
昔、カウンセリングを受けたりして、
必死に自分に取り組んだことがありました。

自分が変われば相手も変わるんだろうって思って。

ただ、結論からいうと相手は変わりませんでした。

でも、きっと自分が変われば相手が変わるんだろうって思って、
時に自分を責めたり、我慢したりして取り組んできました。

それでも、やっぱり結果は変わりませんでした。

「自分が変われば人は変わる。」

この金言に似た言葉は確かに的をえています。
でも少し違います。

「自分が変われば人が変わる”こともある”」
が正しいのです。

「こともある」程度ですから、
変わらないこともあって、
変わることもあるのです。

それに気づかないでいると、
自分に一生懸命に取り組んできた時、
自分を責めることがあります。

相手が変わらないのは、自分の取り組みが足らないからだ。
って、自分を責めてしまうことがあります。

でも、それは違うのです。
どんなに取り組んだって、
変わらないものは変わらないのです。

変わるか変わらないかは本人の選択ですから。
ゆだねるしかないのです。

自分に対して取り組んだ時に相手が変わるのは、
あなたの反応がいつもと変わるから、
相手から引き出される反応も変わってくる。

ということなのですが、
それでも、変わらないことも多くあるのです。

そして、この言葉には、
「自分が変わることで相手が変わる」
という期待があります。

この期待がある為に、期待通りにいかなくて、
変わらない相手にイライラしたり、
その怒りが自分に向かって自分を責めたりします。

それはとっても辛いのです。

どんなに一生懸命に取り組んだとしても、
人は変わりません。

だから、自分から変わりましょう！
と僕は言うことはありません。

ただ、相手の為に自分を変える必要もないんじゃないかなって、
僕は思うのです。

相手に変わってほしいという期待を持つのも大切です。
そして、その期待を向けたり、
相手に向けているエネルギーを時には、

ご自身の為に使うことも大変なんじゃないかなって、
そう思うのです。

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