感情的になる。

気持ちの浮き沈みが激しい。

ただそれだけでも辛いものです。

でも、それに加えて、

それに自らが悩んでいるとしたら、

二重の苦しみです。

そしてさらに、

それを誰かに指摘されたり、

それで責められたりしたら、

それは三重の苦しみです。

僕たちは、

感情的になってしまう自分に、

もう少し優しくあるべきだと、

そう思うのだ。

感情的になる。

気持ちに引っ張られる。

ただそれだけでも辛いのだ。

だからそんな自分に僕たちは、

もうちょっと優しくしてもいいのだ。

でもその優しくするやり方がわからない。

そんな時もある。

だからそんな時は、

浮き沈みする自分を受け入れることから始めよう。

僕たちは、気持ちと戦おうとする。

これじゃダメだとなんとかしようとする。

でもちょっと想像して欲しい。

自分のことを否定する人を、

無理やり何とかしようよしてくる人を

僕たちは、好きになることができるだろうか?

そういった人と仲良くできるだろうか?

きっと答えは「NO」だ。

だから、

受け入れよう。

今は、受け入れよう。

受け入れるということは、

なにもしないわけじゃない。

分かってあげるんだ。

「大変だったね。」って。

「そうだよね。怒って当然だよ。」って。

「そりゃ悲しいよね。」って。

僕たちの中から沸き上がってくる感情は、

何かしらの理由があるんだ。

その気持ちが沸き上がって来て当然なその理由があるんだ。

だから、

怒っちゃダメだとか、

悲しんじゃダメだとか、

そうやって否定するんじゃなくて、

友だちの話を親身に聞くように、

好きな人に寄り添うように、

その気持ちたちに言ってやるんだ。

「そっかそっか~。」って。

胸に手を当てて、

感じてやるんだ。

怒りも悲しみも苦しさも。

そして、その心が痛いところさすってやろう。

「ずっとそこにいたんだね。」って。

一人でいたその子に声をかけてあげよう。

ただ一人にしない。

最初はそれでいいんだ。

そこから雪解けが始まるのだから。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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