ご相談では、自分をいたわってもらう取り組みをすることがあります。

ご相談に来る方は、一生懸命に生きて来られています。
ただ、それ故に苦しみを抱え、時に自分より人を優先し、傷つき、疲れ、痛みを抱えている方も多くいます。
そんな時は、まずはそんなに一生懸命に生きてきたご自分をいたわってもらう取り組みが大切です。

ただ、ご自分をいたわるにも自分の気持ちの整理がとても大切になりますから、ご相談ではまずは丁寧にお話を聴かせて頂きます。

自分の気持ちを言葉にする

自分の悩みや整理できない気持ちをそのままお話しください。

人は、話をすることで考え方が整理されていくのです。

カール・ワイクという方は、こういっています。
「私が何を言いたいのかは、言葉に出してみないとわからない。」と。
まさにこの通りで、頭でいくら考えても、
自分の考えは整理されないけれど、
人に話をしているうちに、こんなことを考えていたのか!
と、まとまることがあるのですから。

また、自分では受け止め切れないことも、
自分では受け入れられないことも、
人に受け止めてもらったり、
人に受け入れてもらうことで、
自分のその重荷を受け止め、受け入れることがああります。

自分一人では抱えきれない時は、分かち合う相手が必要なのです。

たった一人、わかってくれる人がいるだけで、気持が本当に楽になるものなのです。
あなたの心の重荷が少しでも軽くなるように、そしてそのお気持ちを受け止られるように、
丁寧にお話を聴かせて頂きます。

自分をいたわる。

お話を丁寧に伺ったら、あなたのご同意の上で必要であればご自分をねぎらってもらったり、
その生きてきた道を振り返ってもらう取り組みをします。

自分で自分をいたわること。
自分の生きてきた道を振り返ること。
これはとても大切なことです。

一生懸命に頑張ってきた自分。
何とか一人耐えてきた自分。
一生懸命これまで生きてきた自分。
沢山傷ついた自分。
いろんな自分をイメージしてもらい、
時に、そんな自分を椅子に座らせて、
時に、過去を振り返り、
そんな自分たちに言葉を掛けてもらいます。

ある人は、
「沢山傷ついてきたね。」
「沢山傷つけてごめんね。」
と自分に謝り、ねぎらいました。

またある人は、
「あなたは、なにも悪くない。」
「あなたは、もう大丈夫だよ。私がついているから。」
と自分に語り掛けました。

「自分をいたわる。」ということ。

これは、とても大切なことで、いわたることで不思議なことに自分の心の奥から温もりや、
愛情や優しさや思いやりの気持ちが湧いてくることがあります。

自分の気持ちを誰よりも自分が分かってあげること。
そして、自らを大切にしようとすること。

自分をいたわる

ということは、とても大切な試みなのです。

ご相談では、こういった取り組みも行っております。

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感情のケア

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