生きてされいればいい。

カウンセリングをしていると、

こう感じる時があります。
「生きていればいいじゃない。」って。
僕たちは、誰かの役に立ってないと、

不安で不安で、心細くて仕方がなくなり、

「何もない」と感じて自分を責める傾向があります。

そして、支えてくれる人に申し訳ない。

と感じてはまた自分を責めてしまう傾向があります。
以前の僕もそうでした。

何かしていないと落ち着かないのです。
誰かの役に立ったり、

社会と繋がって何かしていないと、

自分はこの世界で生きていく資格なんてない

とさえ感じてしまう。
そして、人に迷惑を掛けてはいけないと、

そうやって僕たちは教育されてきましたから、

何もしてない=役に立ってない=迷惑を掛けている

なんて考えてしまって、

ますます罪悪感や、自分を責めてしまう。
でも、

役に立っていようが、

役に立っていまいが、

僕たちはこの世界に生きていることを許されています。
だから、僕たちはいま生きているのです。
罪を繰り返し犯す人だって、

今この瞬間を生きています。
社会には、役立つものや有益とされるものも存在する一方で、

無駄とされるものも、害とされるものも沢山存在しています。
役に立っているからとか、

価値があるから、

この世界に存在しているのではなく、

そんな価値とは、無関係に平等に、

ただ平等に存在することが許されています。
だから、あなたが迷惑を掛けているとか、

自分は無価値だとそう思っていたとしても、

そんなこととは無関係に、

あなたは、この世界に生きていていいんだ。
役に立っていようが、

役に立っていまいが、

僕たちは生きることを等しく許されている。
価値があろうが、

価値がなかろうが、

僕たちは生きることを等しく許されている。
役に立っていようが、

価値がないと感じようが、

僕たちは生きていていいんだよ。
この世界は、ずっと前からそれを許してくれている。
あとはきっとそれをあなたが許すかどうかなんだ。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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