『好きと、好いて欲しいは違う。』

好きと、好いて欲しいは違う。
好きなんじゃなくて、

好いて欲しいだけなんだということも結構多いのだ。
好いて欲しいということは、

ただ振り向いて欲しいんだ。

自分に顔を向けて欲しい。

自分を見て欲しい。

でもそれは「好き」とはちょっと違うんだ。

好きなんじゃなくて、

自分のことを好きになって欲しいんだ。

好きになってもらうと、

なんだか落ち着くから。

自分は必要とされるんだ。

こんな自分でも好きになってくれる人がいるんだって、

それが自信になり、安心感となるんだ。

でも、それは「好き」とはちょっと違うんだ。

自分に自信がないから、好きになって欲しいんだ。

気づかぬうちにその隙間を

好きになってもらうことで埋めようとするんだ。
自信がないなら好いてもらうことなんてできないじゃない。

とあなたは思うかもしれないけれど、それは違うのだ。

自信のなさを

人の好意を自分に向けてもらうことで

埋めようとすることもあるのだ。

人って不思議なのだ。
いつの日か、好きになってもらうのではなく、

自分から好きになれる日が来ることを祈って。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

メルマガ:この心に雨が降ったら読むセラピー

今あなたの心に雨が降っていても大丈夫。心はきっと晴れる。

※購読解除はいつでも可能です

■ブログランキングに参加しています!
ポチっと押して頂けると、とっても励みになり、嬉しいです(^-^)
心理学 ブログランキングへ