今日は、友人のお母さんが手術の日でした。
人生、生きていればいろんなことがあります。

大切な人が病に倒れる日も、 そんな苦しんでいる姿を見る日も、
見なくてはいけないという日も、 支える日も、支えられる日も。

人生にはいろんな日が来る。

 自分ではどうしようもできないことが起きた時に、
僕たちは、その人のことを祈る事しかできない時がある。

「少しでも良くなりますように。」 「うまくいきますように。」 「〜さんの願いがきっと届きますように。」 そんな祈る事しかできない時が。

 正直僕は、祈ったことがあまりない。 誰かの為に祈った経験があんまりない。
祈ったって意味がないと、 そんなことを思っていた。

 でも、そんなことはないんだと最近思うようになりました。
目の前の人が苦しんでいる姿を見て、 自分にはもうどうしようもなくて、
何にもできないとわかった時、 思いを込めて祈ることは、 もしかしたら届かないかもしれないけど、
それは相手に気持ちを向けること。  

カウンセリングの先生に こんなこと教わったのを今でも覚えています。
「いかに相手の人に意識を向けられるか」 理解するとはそういうことだと、教わりました。

祈ること。 それはいかに相手に気持ちを向けられるか。
祈りは、何だか他力本願というイメージがあったけど、
全然そんなことはないんだと今は思う。

祈りが届くかも、届かないかもわからないけど、
相手に気持ちを向けて、気持ちを込めることはできる。

そして、自分にできる限界を知っているからこそ、 祈ることができるんだと思う。

祈りには愛があるなと思うこの頃です。  

そして人に対して祈ることが出来るように、 自分に対しても祈ることができたら、 きっといいなと思います。

「私が幸せでありますように。」 「私が私に気づけますように。」と。  

P.S 友人のお母さんの手術は無事成功したそうです。 本当に良かった。    

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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