日々に忙殺されると、
大事な事が見えなくなっちゃう。
最初は大事にしていた、この仕事で生きていくんだ!
この人を一生幸せにするんだ!と、
そう意気込んでいた思いも、
日々に忙殺されると、
その最初の気持ちが薄れていって、
いつもまにか何となくの日常の繰り返しになる。
そんな日々同じ生活の繰り返しなんていやだ!
いやだよ!そんなの!
なんても思って、明日からは!次こそは!
って思って思っても、朝起きるとまた昨日と変わらない日常が始まる。
僕たちは、なかなかこういう毎日に連続から抜けられない。
でも、今生きている世界は、自分の本当の世界じゃないんだ!
これは、今のこの生活は違うんだ!
と思っていると、結局何だか辛くなる。
それって、とっても不思議。
でも、例えば、その”本当の生活”が手に入ったら幸せなの?
というと、きっとそれも違う。
何かが手に入ったらと、その条件を決めて生きる世界は、
ちょっと生き辛い。
だって、それは今を先延ばしにすることだから。
就職をしたら、お金をもっと稼いだら、
試験にうかったら。
そんな条件やしばりは、
自分たちを律するにはとっても大切だけど、
律しすぎると、自分で自分の首を絞める。
でもそれって一番苦しい。
だから、時にはその縛りを自分で緩めてもいいんじゃないかと思う。
大丈夫、緩めても死ぬわけじゃない。
ちょっとは休憩して、何かをしばらずに、
何も決めずに、何物にもしばられずに。
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