日々に忙殺されると、

大事な事が見えなくなっちゃう。

最初は大事にしていた、この仕事で生きていくんだ!

この人を一生幸せにするんだ!と、

そう意気込んでいた思いも、

日々に忙殺されると、

その最初の気持ちが薄れていって、

いつもまにか何となくの日常の繰り返しになる。

そんな日々同じ生活の繰り返しなんていやだ!

いやだよ!そんなの!

なんても思って、明日からは!次こそは!

って思って思っても、朝起きるとまた昨日と変わらない日常が始まる。

僕たちは、なかなかこういう毎日に連続から抜けられない。

でも、今生きている世界は、自分の本当の世界じゃないんだ!

これは、今のこの生活は違うんだ!

と思っていると、結局何だか辛くなる。

それって、とっても不思議。

でも、例えば、その”本当の生活”が手に入ったら幸せなの?

というと、きっとそれも違う。

何かが手に入ったらと、その条件を決めて生きる世界は、

ちょっと生き辛い。

だって、それは今を先延ばしにすることだから。

就職をしたら、お金をもっと稼いだら、

試験にうかったら。

そんな条件やしばりは、

自分たちを律するにはとっても大切だけど、

律しすぎると、自分で自分の首を絞める。

でもそれって一番苦しい。

 

だから、時にはその縛りを自分で緩めてもいいんじゃないかと思う。

大丈夫、緩めても死ぬわけじゃない。

 

ちょっとは休憩して、何かをしばらずに、

何も決めずに、何物にもしばられずに。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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