自分の気持ちを言葉にする。
するとただそれだけなのに、
自分の今まで押し込めていた気持ちに気づく。

  「あぁ、自分はこんなにも悲しかったのか、、、。」 って、そう気づくんだ。

  ただ、本当に悲しいときは、 悲しいなんて誰かになかなか言えない。
だから一人、涙を見せないように泣くんだ。
涙なんて人に見せちゃいけないって、 そう思うから一人で、涙を見せないように泣くんだ。  

でも、悲しみは一人で抱えてこんでいても、 なかなか癒えることはない。
だから、言葉にしてみる。
  すると悲しみは流れ始める。

気持ちには蛇口があるんだ。

蛇口を一回ひねれば、 少しずつ流れ始める。

その蛇口をひねるのは、 じっくりと気持ちを感じて、 それを言葉に出してみること。

  すると少しずつ悲しみは流れて行くから。

カウンセリングをしていてそう僕は思うのでした。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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