傷ついて

痛くて、どうしようもなくて
泣きたくて、でも泣けなくて
「もう、苦しくてしょうがない。」
そんな時に、藁にもすがる思いで、
いろんな場所に行って、いろんな話を聞いて、
どうにか痛みから抜けたくて、
考えられる策を全部ためした。
それでも、ダメだった、、、。
もう頭のぐるぐるも止まらない。
何をしたらいいのかわかんない。
なんで、みんなはあんな風に幸せそうに笑えるんだろう。
なんで自分は笑えないんだろう。
「苦しいよ、、、。誰か助けてよ、、、。」
そんな気持ちを抱えて、目の前が真っ暗で
どす黒いこの気持ちが離れずに、
次から次へと不安がやってきて
もうその不安や恐れに押し殺されそうで、苦しい。
辛い、、、、。
誰か、誰か、、、、。
そうかすれそうな声を誰かが聞いてくれていたらいいな、、、。
誰かが聞いて、手を差し伸べてくれたらいいな。
そんなことを思いながら、それどころじゃなくなって、
また不安に押しつぶされないように、
体に鞭をうって、仕事やテレビや、インターネットに逃げ込む。
もう、ダメだ、、、。
なんでこんなふうになっちゃったんだろう、、、。
そんな答えのない自分を繰り返す。
もう限界だ。
ダメだ。
と、そう思う人は、こんなふうに、
自分で試せることは一通り試して、
挫折して、悔しくて、悲しくて、苦しくて、
痛い思いをしてきたんだと思う。
だから、そんな人たちに頑張れよ!
まだまだいけるだろうと、そういう言葉は酷かなって、そう思う時がある。
頑張りたいのに、頑張れない苦しみは、
なんとも表現しがたい苦しさがある。
頑張りたいし、前に進みたいのに
その一歩がでない悔しさは、
どうしようもなく、自分に返ってくることがある。
胸を突き刺すような心の痛みは
痛くて吐きそうなほどに辛いことがある。
もう苦しみがどうしようもなくて
死にたいくらいに続くときは
心が何も感じなくなることがある。
どうしようもない。
そんな時って、人生にあると思うんです。
そう、どうしようもなかった。
そんな時が。
誰が悪かったわけでもなく、
どうしようもなかった。
そんな時が。
だから、どうか自分を責めないであげてほしいんです。
どうしようもなかったんですから。
野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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