成功者のように振る舞わなくても、セルフイメージは変えないが吉。
セルフイメージを上げなくてもいいんだよ。

そんな誰かさんの真似なんてしなくてもいいんだよ。

確かに自分の身の丈よりも、ちょっぴり大きなことをした方が成長するよ。
でも、大きすぎることをやらなくてもいいんだよ。

自分の身の丈で暮らしてもいいじゃないか。

成功しなくても、誰かになろうとしなくてもいいじゃないか。
もう、そういうのやめにしよう。

自分のことをそんなに否定しないで。ね?

そしてね、セルフイメージを上げるとか、
誰かになろうとしたときって、
大きく環境を変えるよね。

例えば服を変えたり、
付き合う仲間を変えたり、
色んなセミナーに出ていったり。
新しいことを始めたり。
何かを辞めたり。

まるで今まで着てきたあなたという名の洋服を脱ぎ去って、
別の誰かの服を着ようとするかのよう。
でも、その前にちょっと脱ぎ捨てた洋服を見てみよう。

それだってきっと味のある洋服だったでしょ?
あちらこちらに傷があったよね?

肘の擦りむいた傷は、小さいころに転んだ時の勲章。
ついつい臆病な洋服を着るあなたは、丁寧な生き方を選んだ証。
優しい洋服を着るあなたは、お母さんのような優しさを受け継いた証。
ついつい怠けていて、叱られて泣き虫な洋服を着たあなたは、家族に愛された証。
怒りっぽい洋服を着るあなたは、大切なものを守りたくってわかって欲しいと叫んでいる証。
怒りすぎてきっとあなたの洋服はあちこち破れている。

でも、その隙間を見ると泣き虫の洋服を着ているあなたがいる。

そう、あなたはいっぱいいっぱい洋服を着ているんだ。
だから、いまさら別の誰かの洋服なんて着なくていいんじゃない?

あなたがこれまでに、そしてこれからも着ていく洋服は、
そんな悪いもんじゃないよ。
あなたも知っているでしょ?

もしかしたら、ワッペンが縫い付けてあったり、
つぎはぎだらけかもしれないけど、
一生懸命あなたが着てきた洋服だから、
大切にしてあげてよ。

あなたがこれまでしてきたように、
これからも少しずつ新しい素材を入れて、
形を作り直していけばいいよ。

不細工って言われても、
時代遅れって言われても、
あなたが大事に作ってきた洋服じゃない。

だから、急に抜いで捨てないで、
新しい服なんて着たって、
サイズが合わないし、
靴擦れだってしちゃうよ。

だから少しずつ今着ている洋服を作り変えよう。
少しずつ作り変えて、お気に入りの一枚を作っていこう。

ま、それでも新し服を着たければ、
着てみて、合わなかったら、また脱いだ洋服を着ればいいんだけどね!

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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