ども!西船橋カウンセリングルーム こころ音 野川です。

今日は、ちょっと普段あまりしない、愛の話をしようと思います。
「愛」は、生まれた際に母子関係の影響がとても強く出ます。

赤ちゃんがあたし世界に誕生して、その世界で初めて包まれるのは母親の愛ですね。
その母親の無条件の愛情が、その後の人生を生きていく上での土台になるんです。

小さいころの母との関係で、自分を受け入れてくれる人がこの世界にいるという安心感を抱き、
その安心からあかちゃんは、徐々に母親から離れてハイハイして、いって、そしてその足で、母親から遠くへ歩いていくことができます。

それが出来るのも、転んでも、泣いても、何かあれば無条件に受け入れてくれる母親の愛情を拠り所にしているからです。
その愛情が絶え間なく注がれ、母親を安全基地として、いつでも帰ってこれる場所として感じる事で、自立していくわけです。

こういった親子関係が、のちの人間関係に影響も与えるなんて心理学では考えるわけです。

そして、幼少期の母子間の関係があまりよくないと、過度に見捨てられるのを恐れたり、相手を信頼できなかったり、うまく人間関係が築けなったりすると、そう考える見方もあります。

では、ここで問題となるのが、そういった母親との関係において、愛情を注がれなかった人たちは、もう愛で自分を満たすことができないのか?という事です。

答えは、「ノー」です。

とある心理学者がこういっていたました。(名前を忘れました。ごめんなさい(^^;

「幼いころに満たされなかった愛は、その後の人生において様々な局面でも満たしていける。」と。

そう、幼いころにどんなに愛が得られなくても、認められなくても、その後の人生で満たしていくことが出来るんです。

これを学んだ時に、なんだか僕は勝手に救われた気がしました。

僕自身が、愛を満たされなかったというわけではなく、心理学を勉強していると母子関係に行きつく事が間々あり、もしそうなら、その人たちに救いはないのか?

なんてことを思っていたからです。
でも、よくよく考えればそうです。

幼いころにすべてが決まるわけではなく、愛は両親や家族だけではありません。

愛は、そこら中にあるわけです。
ただ、その中でも家族特に、両親からの愛情がこころに占める割合は確かに多いと思います。

でも、それでも、他者との人間関係においても、自分自身でも、愛を満たすことができる。

そう考えるだけでも、なんだか希望がもてました。
母親との愛情を求め、小さいころに欲しかったものを今の人間関係に求めることもあります。

本人は無自覚でも、時にそれを渇望する人も見受けられます。
それも、当然なんだろうとそう思うと同時に、それでも人は人生のあらゆる局面で、今この時から、その愛を満たしていくこともできる。

って、僕はそう思えるようになりました。こう書いている僕が一番救われたのかもしれません。(^^;
もし、あなたが今、幼いころに欲しかった愛に満たされていなかったとしても、

今からでも、それを満たす事はできます。方法は色々です。
インナーチャイルド、フォーカシング、自分をねぎらう、人を信じる、相手の好意を受け入れる。etc、、、。
今の人間関係の中から愛に気づくこともできます。

今隣で、スタバの店員さんが外国の方に話しかけていて、インスタグラムの話をしていますが、その声の明るさからも愛を感じる事が出来ます。
そもそも、愛は、どうやらそこら中にあるわけで、満たされなかったわけではなく、あの時も今も、そこら中にあるもの。

あとは、受け取るか、受け取らないかだけだと。

そいう考え方があります。

もしそうであるならば、あとは、あなたが選ぶだけですね。
僕はこの考え方が気に入っていますので、そう考えるようにしています。

あなたも、もし気に入ったらそう考えてみてください。
そして、いずれにせよ、愛を受け取りたくなったら、受け取って下さい。

そんなもん信じられない!ってそう思うのもまたいいと思いますよ。
ただ、もしこの考えが助けになるなら、そう思ってみて、
一緒に生きてみませんか。そういう生き方もまたいいものですよ。

信じられない時もまたある、でも、それもまたいいじゃないですか。

完璧な人間なんていないし、不器用もまた、いいじゃないですかね。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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