今を見つめる。

おはようございます!野川です。

ものすごくどうでもいい話なのですが、

先日横浜でお教室を一緒に運営している方と、

打ち合わせをしていた時のこと。
その方はプロの占い師で、

今の場所を引っ越しするのかどうなのかを

一回占ってみましょうか!

という話しになり、占うことに。
そして、なぜだか僕自身のことも占ってもらうことに。
すると、よくわかりませんが僕は「社会性」が優れているようで、

こういう人は社会に出て貢献した方が良いそうです。
そして、ちょっと名を上げる人が多いようです。
その占いの盤を見たTさんは、

「野川さんってこんなに社会性があったのね!」

「野川さんで成功する!」

と目を輝かせ始めました。
それまであんなに色々と言っていたのに、
(文句ではありません。(笑))

占いの結果を見たその刹那。

目がとってもキラキラしていました。(笑)
もう一緒に運営して4年半ですが、

それを見た瞬間。

「あ、占いに負けたのね。(^^;」と思った僕は、

「四年半の付き合いよりも、占いを信じるんですか!」と

迫りましたが、

あっさりと「うん。」ですって。(爆)
ええ、こんなもんですよ。(;゚Д゚)

信頼関係なんて…。
それにしても久々に二人で大笑いしました。
あ~よく笑った。(笑)
さて、今日のテーマはこちらです!

今を見つめる。

どれだけやれば満足するだろう。

どれだけ手に入れれば満足するだろう。
どこまでも欲するのだろうか?

どこまでも欲しいと願い続けるのだろうか?

それともある程度食べたら満足するのだろうか。
美味しかったからもっと食べたいと望むんだろうか。

美味しかったからもういいやと思うんだろうか。
僕たちは、

どこまで頑張れば満足するのだろか。

どこまで愛されれば満足するのだろうか。

どこまで成功を感じれば満足するのだろうか。

どこまで幸せを感じれば満ち足りるのだろうか。
きっとどこまでいっても僕たちは満足しない。
だって僕たちは欲張りだから。
だから僕たちはもっともっとと渇望し、

欲しいと願うことよりも、

足ることを学ぶんだ。
何かを形にして、

何かを手に入れることも、

とっても大事だけれど、

その「何か」に顔を向けている間、

僕たちはその「何か」を見る為に、

身近なものに目にを向けられなくなる。
遠くを見つめるあまり、

今が見えなくなってしまう。
それでは本末転倒なのだ。
それでは、大切なものも大切にできなくなってしまう。
せっかく大切にしたかったものも、

その手からこぼれて落ちてしまう。
今を見つめよう。
でも、勿論僕は知っているよ。

その「今」が耐えがたい時が人生にはあることを。

だから苦しい時は、

今から逃げ出したっていいのだ。

自分の為に。
そして、いつか「その時」が来たら、

今を見つめよう。
その時は、

きっと不器用に、

だけど懸命に、

生きてきた自分の姿に気づくはずだから。

その姿がきちんと目に映るはずだから。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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