僕たちはいつも矛盾を抱えている。
「寂しい。」といいつつ、一人でいたい。
「一人でいたい。」といいつつ、誰かがいないと寂しい。
好き！だけど、嫌い。
嫌い！だけど、好き。
僕たちは矛盾を抱えている。
生きたいけど、死にたい。
死にたい程生きたいことも、
生きる程に死にたいときもある。
僕たちは一生誰かと一緒にいたくて、
一生誰かと一緒になんて居たくないと思う時もある。
僕たちは強くありたいと同時に弱くありたいと願い誰かに守られもしたい。
僕たちは救って欲しくて、誰かを救いたい。
僕たちの気持ちは矛盾だらけだ。
でもそれでいいし、それがいい。
寂しくっていいし、寂しくなくってもいい。
寂しさを感じないことを寂しいと感じてもいいし、
その寂しさに希望を感じることも、絶望を感じたっていいんだ。
一人でいたっていいし、
誰かと繋がっていたっていい。
誰かと繋がっている時に一人でいたっていいんだ。
だって僕たちは寂しくて、一人で、一人じゃないんだ。
好きでもいいんだ。
嫌いでも勿論いいんだよ。
だって好きでいることを嫌だと感じる時も、
嫌だと感じる自分を好きだと感じることもあるんだから。
僕たちは同時に好きでも嫌いでもいられるんだ。
僕たちは泣きたいくらい好きで、
泣きたいくらい嫌いなんだ。
強くあっていいし、強くなくてもいい。
弱さの中に強さを見つけてもいいし、
弱さの中に強さを見つけなくてもいいんだ。
弱くっていいんだ。弱くなくてもいいんだ。
弱いことで誰かに助けてもらう喜びを感じることも出来る。
強いことで誰かを助ける喜びを感じることも出来る。
弱いことで誰かに助けてもらうことに嫌悪感を感じてもいいし、
感じなくてもいいんだ。
強いことで誰にも助けてもらえない悲しみを感じることも出来るし、
それほどまでに強くなれた自分にお気に入りのお酒を一杯プレゼントすることだって出来る。
僕たちは強くて、弱いんだ。
それでいいんだ。それがいいんだ。
僕たちは醜くていいんだ。
醜く生きていいんだ。
醜く生きていくんだ。
醜くも懸命に生きる人は輝いている。
醜さの中には闇があって、光があるんだ。
だから僕たちは醜くありながらその光を手にすることも、
手を伸ばすことも出来る。
その醜さの闇に身をひそめる事も、出る事もできる。
僕たちは素敵に醜いのだ。
素敵に醜い僕らは、素敵で、醜くく生きていこう。
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