最近、ちょこっとずつ、
日常のほんのした瞬間に喜びを感じる瞬間が増えてきました。

春だから?かな?

なんてことを思いながら、今の過ごしやすい気候って、
「本当に好きなんだなぁ~」って実感しながら、
今日も田んぼ道を原付で走りながら、
のどかな風景と、とっても気持ちがいい空気を一杯吸い込んで、
「今日もやるか!」と、気合がちょっぴり入りました。

でも、振られた時はこんな”ちょっぴり”の幸せも感じることができないですよね。

あなたはきっと、「それどころじゃないよ!」って、そう怒るかもしれない。

振られると、昨日までに感じられていた、
そういうほんの”ちょっぴり”な幸せなくなったかのように、
前に感動した景色も、
すがすがしいと思った空気も、
逆にうっとおしく感じちゃう。

豊かに感じられていた世界が、
大事な人に、好きだった人に、振られたことで、
なんだか拒絶されたように、
開いていたドアを急に「バタン!」って閉じられたように、
急になくなってしまう。

「今まで一緒にいたのに・・・。」

「もう隣でそっちの世界で一緒に過ごす事ができない。」

それがすっごい辛いですよね。

「もう、私はいらないんだ」って、そう思っちゃう。
「私なんて、、、。ダメなんだ、、、。はぁ、、、。」
そう心で呟きながら、悲しみが心の奥から湧き上がってきて、
涙がぽろぽろとでてきてしまう。

振られると、もう2度と誰とも付き合えないように思ったり、
もう私という存在そのものがダメなんだって、
そう思いがち。

だけど、「そんなことはないんだよ。」って、そう思うんだ。

振られたことはやっぱり、どうにもならないくらい辛いけど、
だけど、それで「もう私なんて必要ない。」なんて、そこまで思う必要はないんじゃないかと、
そう思うんだ。

必要ないわけないじゃない。
そんなになるまで頑張って、
そんなに一生懸命に好きなって、
だからそんなに傷ついて、

きっといっぱい泣いたでしょう?
いっぱい誰かに話したでしょう?
いっぱい聞いて慰めてくれた人はいたでしょ?

「大丈夫!どうしたの!?」
「大変だったね・・・。本当に苦しいね・・・。」

もし、いなかったとしたら
誰にも言えずに、一人で悲しみや苦しみを抱えていたとしたら、
よく一人で崩れそうになりながらも耐えてきたね。
きっと苦しかったよね。辛かったよね。

そんなになりながらも、
いっぱい傷ついていながらも、
これを読んでくれているのは、
きっと、それでも前をちょっとだけ、
今よりもその痛みをちょっとだけ、
軽くして、進みたいからだと思うんです。

じゃないと読まないし、検索はしないと思うです。

そんな少しでも進みたい、軽くしたいと、
もがき苦しみ、何かをつかもうとする方を、
そしてつかめずに、こぼれてしまった重みを感じるあなたに、
”必要ない”なんてことは絶対ないよ。

そんなことあるわけないじゃないの。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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