振られたから価値がない。

残念ながらそれを決めているのは、他でもなくあなたです。

それは、自分の価値は自分で決めるしかないからです。

そしてね、

「振られたから価値がない」と、そう思う気持ちは、

まだあなた自身が自分の価値を信じたいから湧いてくるのであって、
自分を諦めてないから湧いてくるんです。

そもそも、自分を諦めていたら価値がないなんて意識することなんてないんですから。

まだ自分を大事にしたい気持ちがあるんだと、
「なんで価値がないんだろ…」と、そう感じている気持ちに呟いてあげてください。

僕たちが苦しむのはいつだって、”前”を見たいからですから。
その価値がないと叫ぶこころの悲鳴を聞いてあげてみてください。

本当は誰よりも必要とされたくて、
誰よりも愛されたくてきっともがいているんですから。

そんな自分をどうぞ大切にしてください。

それでも、価値がないって叫ぶなら、
叫びながらも生きていくこともまたありなんじゃないかなって思います。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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