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急に来る寂しさが教えてくれること。

大切な人が亡くなるということは、
それまで一緒にいた時間がなくなってしまうということ。
そして、それまで二人で一緒だったり、
家族で一緒だったのに、それが崩れてしまうということ。

もうあなたの中の生活の一部であり、
その方にいかに支えられたか、
勇気づけられたかなども含めて、
あなた自身の一部であったわけです。

その方が亡くなってしまうということは、
その自分の一部が失われて、
自分という存在が揺らいでしまうような、
そんな計り知れないショックと悲しみが生まれてきます。

そして、寂しさも。

寂しさは、どうしようもなく襲ってきて、
ひと肌恋しく、あの人のぬくもりを求めます。

寂しさは”誰かと繋がっていたい”という気持ちの表れであり、
その繋がりを感じることで、安心や心の平穏を求めています。

人は一人じゃ生きていけないですから、
寂しさはその人と強くつながりたいという気持ちや、
そして、そのつながりを感じることで、心の平穏や安心感を求めているのです。

この寂しさは、どうしようもない時は、誰かに抱きしめてもらったり、
そっと隣で座って肩に手をかけたり、手を握ってもらったり、
身体レベルで、誰かと触れ合うことが大切です。
寂しさは癒えていくのにちょと時間がかかるのです。

誰かと繋がっていることを実感できる時間をつくっていくこと、
急なショックで寂しさが襲ってきたときはこの時間が大事です。

寂しさは、あなたが、自分という存在が脅かされて、
人との繋がりが失われてしまった為に、
少しでも自分を取り戻せるように、安定させようと、
必死で働いてくれているのです。

でも、他の誰かが、あなたの大切な人の代わりになるわけでもありませんが、
きっとそんなあなたを支えてくれる人や、家族や友人とのかかわりを通じて、
人との繋がりを感じることが少しずつできてくるはずです。

その時に、寂しさの奥にある気持ちに気づいていきます。
寂しい思いが強ければ強いほど、あなたにとってその人が大切な人だったんです。

だから繋がっていたいんです。だから寂しいんです。

その寂しさを感じていると、
いかにその人があなたにとって大切であったか、
あなたにしてくれた、残してくれた沢山のことを思い出してきます。
そして、その寂しさの奥にある、
あなたの大切な人へ向けた愛情や感謝に気づいていく、
そんなプロセスを通り、寂しさは癒えていきます。

寂しいけれど、もう取り戻せない。
でも、もう触れ合ったり、笑いあったり、
肌のぬくもりを感じることはできないけれど、
寂しさを通じて、あなたに残してくれたものや、
愛情や、感謝に気づき、
心の中でその人のつながりを少しずつ感じていく、
そんな瞬間が増えていけば、
いつだって、自分のなかにその人を感じることができます。

いつだっているんだけど、いつだって思い出せば悲しいし、
涙は出てきます。だってもういないですから。
でも、涙だけではなくて、その時はいかに自分が愛されてきたのか、
支えられてきたのかという感謝も同時にわいてくるものです。

寂しさは、いつだってあなたに、人との繋がりを感じてほしいし、
そのぬくもりを心でも感じてほしいし、本当はあなたに心の平穏を望んでいるのです。

大切なあの人があなたにそう望んでいたように。

野川  仁
「カウンセリングルーム こころ音 カウンセラー」
◇社団法人日本心理療法協会 認定 心理カウンセラー1級
◇横浜実践心理学教室 講師 
元引きこもりのカウンセラー。現在はカウンセリングをしつつ、講師としも、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い。
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