「日々、ちょっとずつ。」

日々、ちょっとずつ。
悩みを忘れる時間を持とう。

日々、ちょっとずつ。
大切な彼のことを忘れる時間を持とう。

日々、ちょっとずつ。
大切な人を失った悲しみを忘れる時間を持とう。

日々、ちょっとずつの時間が、
ちょっとずつあなたを幸せにしていく。

”忘れる”ということは、忘れ去ることではなく、
思い出そうと思えば、いつでも必要な時に思い出せるということ。

古い傷を見れば、
「そういえば、こんなけがをしたっけな。」
というように、思い出すことできれば、
それは忘れ去っているということではないんですよ。

いつでもずっと思い出せるようにしなくても、
忘れたと思っていても、
忘れたってことは、心の中にしまっておくということ。

しまっておけばいつでも引き出せる。

そして、しまっておく時間を少しずつ作っていければ、
ほんのちょっとだけ今よりも笑えるようになる。

だから、忘れて=しまって、
生きていく時間を作っていくのもまた大切なんですよね。

そんなことを思った10月の最終日でした。

良い一日を。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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