日々生きていると、

脅迫的なまでの考えに襲われることがあります。

それは、「〜しなければならない。」という考えです。

これは一種の強迫観念にように、僕たちを苦しめることがあります。

例えば…。

・失恋をしたのだから忘れなければいけない。

・自分に正直にならなければならない。

・幸せにならなければいけない。

・自分を、相手を許さないといけない。

・相手を受け入れなければならない。

というように、こんなに凝り固まった考えがありますね。

でも、忘れなくてもいいじゃないですか。

幸せをじゃなくてもいいじゃないですか。

自分を許さなくてもいいじゃないですか。

相手を受け入れなくてもいいじゃないですか。

そんな考えを持っていると、できなかった時に、

とっても苦しいのです。

だから、そんな考え捨てたほうがいいよ。

といっても捨てられないですよね。

そこで、「〜であるに越したことはない。」と考えてみる。

・失恋をして、忘れられるに越したことはない。

・幸せであることに越したことはない。

・自分を、相手を許すに越したことはない。

・相手を受け入れるに越したことはない。

といったように。

〜であるに越したことはないということは、

そのほうが理想だけれど、そうでなくてもいいよね。

という意味合いを含んでいますから、

心にちょっと余裕が生まれます。

そりゃ笑って過ごすに越したことはない。

でも、そうでなくてもいいのさ。

そんな心の隙間を開ける為にも、

「〜しなければならない!」なんて思った時には、

こう考えてみてくださいね。

「〜であるに越したことはないさ。でも大丈夫。」って。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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