嫌なことって沢山あるこの人生。
人と関わらない方が楽だと、
何度も思ったこともきっとあって、
「やり直したい…。リセットしたい…。」
そんなことの連続…。
それほど”人と関わること”って時に疲れますよね。
一生懸命生きていればいるほどに、
関係が煩わしくなってくる。
もうほっといてよ!って、
叫びたくなることもある。
「なんで普通に生きているだけなのに、干渉してくるの!」
「もうほっといてよ。飲み会も、あなたのジョークも、何が楽しいんだかさっぱりわからない。」
そう全てが煩わしくなる時がある。
”分かり合えない。”
そんな時って人生あります。
それに気づいても、仕事を辞めることができない。
そんな時ってとっても辛い。
心ここにあらずで、その場をしのがないといけないし、
そんな中でも、仕事を続けていかないといけないからです。
でも、そうやっているうちに、
心がすり減ってくる。
そのまま耐える道も一つだけれど、
その道は結構辛いです。(^^;
もう一つの道は、
期待を捨てる道です。
人間関係を築いていく上で、僕たちは気づかぬうちに相手にちょっぴり期待しています。
「こうして欲しい。」という相手に対する期待や、
「優しくしてほしい。気遣って欲しい。」という相手の自分に対する接し方への期待です。
こういう期待が大なり小なり僕たちは相手にあります。
あぁ、もうなんで!こんなことするんだよ!ということも、
心の底ではやっぱりちょっと相手に期待しているから、そんなことを思うのです。
期待していなかったら、別になんで!なんてことは思わずに、
(あぁ、そっか。)と、そう思うだけなのです。
でも、期待しないってけっこう難しくて、僕たちは勝手に期待しちゃう生き物なのです。
やっぱりこうして欲しいっていう欲求は出てくるし、
こう扱って欲しいという大事にしてほしい気持ちありますからね。
ただ、期待しても無駄な時ってあります。
かわる人はかわるし、変わらない人は変わらないのです。
一生懸命に関わっても、それでもやっぱりダメだったのなら、
諦める。
という事も選択肢の一つです。
この諦めるという道は時に孤独に見える道に進むことでもありますが、
自分を大切にすることでもあります。
そして、この諦めるということは、
自分の期待していたことに気づくことです。
相手に対して例えば求めてもないのに、
なぜしきりに、話しかけてくるの?とイライラしたりするのは、
相手に対して、「そっとしておいてほしい。」という期待があるからです。
そっとしておいてくれることで、自分の一人でいる時間を大切にできることかもしれない。
不快感を感じずに、日常を穏やかに過ごせることかもしれない。
そんな期待が隠れています。
そのイライラすることや、悲しいなっておもうことには、
期待があるのです。
その期待に気づき、いくらあなたが働きかけても、
その期待が満たされないのなら、諦めることも一つなのです。
そんな時に、自分が持っていた期待に気づき、
一生懸命にあなたはやったんですから、そんな自分に対して、
「私、一生懸命にやったよね。でもうまくいかなかったね。」
「本当は、○○(期待)してほしかったよね。」
「でも、どうやら無理みたい。このまま期待し続けてもきっと私は傷ついたり、疲れちゃうね。」
「だから、新しい関係に移ろう。もう期待はしない。」
って、そう期待を抱いていた心の声を掛けてあげてください。
心がす~っと少し落ち着いてきます。
そもそも、人って期待通りに動かないものですし、
それぞれが、それぞれの期待を抱き、それぞれ自分の人生を生きています。
だから、そんなすべての期待を満たすことなんてできないのです。
諦めるっていうことは、そんなことを受け入れるという事でもあります。
そして、余計な期待を手放すということでもあります。
あなたを生き辛くする期待なら、それは手放してみる。
手放すために、期待していたことに気づき、
どうしても欲しかった期待を満たした時に手に入れたかった気持ちに気づき、
その気持ちを十分に感じてください。
あなたが本当は感じたかった気持ちを十分に感じてみてください。
そして、そんな気持ちにそっとありがとうと、さよならを言ってみてください。
きっと気持ちが落ち着きます。

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