吹っ切れない恋との付き合い方。

□┓心に雨が降ったら読むセラピー vol.16
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『吹っ切れない恋との付き合い方』
こんにちは！野川です。

これを読んでくれている方のほとんどは、

お会いしたことがない方なので、

「どんな方なんだろうか？」

とふと考えることがあります。

お会いしたことがないけれど、

興味を持って読んでくれるというのは、

とってもありがたいなって思うのです。

まぁ、何百人もご登録頂いているメルマガではないので、

そんなに人数はいないのですけれど、

それがかえって有り難さを感じるこの頃なのです。

今日も読んで頂いてありがとうございます。

少しでもあなたの心へ届きますように。

ということで、今日のセラピーです。

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『吹っ切れない恋との付き合い方』
「吹っ切れたらどれだけ楽だろう…。」

失恋ってそう思うことがほとんどです。

カウンセリングをしていても、

気持ちの置き所に困る方とお会いする度にやっぱりそう思います。
そして、そういった吹っ切れない恋をした方の多くは、

気持ちの良い終わり方が出来なかったとうよりも、

させてもらえなかった人が多いように思います。
「言いたいことを言えなかった。」

「いきなり振られて、わけも聞けなかった。」

「結局自然消滅してしまった。」

「身を引かざるをえない状況になってやむなく…。」

といったように、キッパリと振られたわけじゃなく、

気持ちのわだかまりを抱えたままに別れてしまった。

そんな方の多くが引きづりがちなのです。

それもそのはずです。

キッパリと終わらせてもらえなかったのですから、

やっぱり心の中にしこりは残り、

嫌いになれず、

期待を抱いてしまい、

忘れるに忘れられません。

はっきりと

「好きじゃなくなった。別れよう。」

って言われれば、

悲しいけれど引きづらないのに、

そういう風にはっきりと言ってくれない人も結構多いのだ。
すると振られる方からすると、

やっぱり好きだから、

「もしかしたら…。」

って気持ちが出てきたり、

振られたのは認めているし、

嫌なことをされたことも沢山あるのに、

良い部分だけを思い出してしまい、

嫌いになれない。
そんなことが起きることがあります。
すると、

忘れたいけど、忘れられない。

いっそ嫌いになれたら楽なのに、

嫌いになれない。
そんな置き所のわからない気持ちに、

僕たちは戸惑い、

苦しみます。
つまり、白黒つかない苦しみです。
この苦しみは、

白黒つけようとすることから生まれます。

僕たちは答えが欲しいのです。

いつだって僕たちの心は正解を求め、

答えを求めます。
でも、その答えはもうでません。
自分で決めていくしかないのです。
いい恋だった。

嫌な恋だった。

いい人だった。

悪い人だった。
忘れる。

忘れない。

決める。

決めない。
そんな答えを自分で出していくしかないのです。
そして、その答えを出していく過程で役に立つことが、

気持ちの整理をつけることです。
それは、

「本当はこんな未来を一緒に過ごしたかった。」

「本当は言わなかったけど、めっちゃ好きだった。」

「本当は分かっていた。気持ちが離れていること。」

「でも辛いから気づかないふりをしてた。」

「本当はあの時こう言いたかった。」

「本当は…。」

という心の奥にあった気持ちを出すことです。
僕たちの心は、未完了を抱えています。

それはつまり、

きっちりと気持ちを完了させることが出来なかった。

ということです。

きっちりと自分の気持ちを伝えられなかったということです。
だから消化不良をずっと起こしているのです。
自分なりに答えを出していくには、

そんな気持ちを丁寧に表現していくことが大切です。
それは、手紙かもしれないし、

思い出を整理することかもしれない。

どんな形にせよ、

消化不良を解消して、

自分の気持ちを整理していくには、

心の奥の本当の気持ちに気づいて、

それを表現していくことが大切なのです。

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