何かに頼りたくなる日が自分を強くする。

何かに頼りたくなる日が人生にはある。

何かに頼らないと、「生きていけない…。」

そう感じる日が人生にはあるのだ。

 

現実を見たくない。

現実を感じたくない。

嫌なものから目を背けたい。

そんな日が人生にはあるのだ。

 

僕たちはそんな時、

目を背けちゃいけないって思うけれど、

正面をきって立ち向かわなければいけないって思うし、

周りからそう言われることもある。

「逃げてちゃダメだよ。」って。

 

だけど、そんな言葉は戯言だと感じることがある。

 

どれほどのことがあったら、

何かに頼る日々を送らざるを得ないのか。

どんなに心を痛めることがあったのか。

何度本人が前を向こうと思ったのか。

そんなことを思い描いてほしい。

だれだって、目を背けたくないのだ。

 

だけど、背けないと自分を保てない。

そんな時だってあるのだ。

そんな人たちの心の痛みに耳を傾けてほしい。

って、そう思うんだ。

 

前を向けない日々が、

きっと僕たちを強くするんだと、

僕はそう願い、そう祈っている。


今日もお読み頂きありがとうございました。

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野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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