『苦しんだ分だけ花が咲く。』
『苦しんだ分だけ花が咲く。』

何にもなければいいんだけれど、

この人生、生きていると何かがある。
楽しいこと。

苦しいこと。
何かがある。

そして、いらないのに苦しい方が重なることもあって、

その度に悲しみの涙が流れる時がある。
そう、僕たちにはどうしようもできないことが起こる。
「今度こそは、大丈夫。」

そう信じて前を向く度に、

その希望がぽっきりと音を立てて折られてしまうこともある。
それでも、また信じて前を向こうとして、

その重い足を上げる。
「何で自分だけがこんなにつらいんだ。」

「でも、自分だって…。」
そんな思いを胸に前を向く。
それでも、それなのに…、

人生には上手くいかない時がある。
希望が、夢が叶わないとそう感じてしまう一瞬。
その一瞬の積み重ねがあなたの心に、

あなたを守らせる。
それは、希望を「信じ切れなくする」ことだ。
期待してもう二度とあの苦しみを味わうことがないように。

あなたがもう二度と泣かないように。
心はあなたを守るのだ。
でも、僕たちは本当はわかっている。
人生には、悪いことばかりじゃないし、

「もしかしたら上手くいくかもしれない…。」

そんな希望を持ちたい自分や

持っている自分がいるということを。
でも、そう信じ切れないのは当然なのだ。

今まで何度もあなたはチャレンジして、

その度に、「あの一瞬」を経験してきたのだから。
そして、悲観的に考えることで安全策を取ってきたのだ。

もう必要以上に苦しまないようにって。
だからあなたは悪くないのだ。
そしてね、

もしかしたら僕らはもう安全策を取る必要はないかもしれない。

あの時は僕たちは確かに未熟だった。
そして叶わなかった。
でも、それでも…

そこには大切な願いや希望があったんだ。
そうでしょう?
人生には、どうしようもないことが起こる。
しょうがないことだって沢山ある。
そして僕たちは成長するんだ。
これを書いている僕だって、

これを読んでくれている<<:氏名:>>さんだってそうだ。

苦しんできた分だけ花は咲く。

その苦しみの分だけ、誰よりも綺麗な花が咲くんだ。

せっかくこうやってまた向き合ってきたのだ。

またその幸せが増えるように、

種をまいていこう。
だってその苦しみの分だけ、

誰よりもきれいな花が咲くんだから。
だって僕らは今も成長しているんだから。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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