『私を救う。』

『私を救う。』

もう3年くらい前のお話。

失恋して苦しくって、

仙台までカウンセリングを受けに行った時がありました。

いやぁ、今振り返ると謎の行動力です。

そこでヒプノセラピーという催眠療法を受けたのです。

イメージ誘導をしてもらい、

ふと出てきたものは、

過去の自分。
うずくまってとっても悲しそうでした。

そこでそれを言葉に出すと、

カウンセラーは僕にこう言いました。

「助けるのはあなたでしょ!」

って。
「助けてあげて!」

って。
僕の体をその手で軽く叩きながら、

そう語りかけてくれました。
「自分を救う。」
他の誰でもない。

自分が自分を救う。
これってとても大切なテーマですよね。
最近カウンセリングをしていても、

そう感じます。
でも、僕たちはついつい救いの手を外に求めてしまいます。

それもしょうがないのですけどね。

だってそれしか方法がわからないんだもの。

でもでも、いつしか気づく時が来るのです。
「あぁ、自分は誰かに助けてもらいたかったんじゃない。

誰かの力になりたかったわけでもない。

必要とされたかったんだ。

受け入れて欲しかったんだ。

自分があんまりにも苦しいから、

どうにかしてあげたかったんだ。」

って。
そんな心の奥の奥にある、

自分への優しさに、

いつか僕らは気づくんだ。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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