不安で不安で仕方がなくて、
もうやることなす事が辛くて、
よくわからない不安に押しつぶされそうな時があります。

カウンセリングをしていても、
見えない不安に恐怖して、
涙する方がいらっしゃいます。

「もう胸が苦しくて、何でこんなに不安なのか、
なんでこんなに涙が出てくるのか」自分でもわからないんです。

そう伝えてくれるその表情は辛そうで、
どこか悲しそうでした。

自分でもコントロールが出来なくなるんです。

まだ起きてないのに、
起こるかもわからないのに、

それでも怖くて、怖くてしかたがなくなってしまう。

でも、そんな時でも自分のこころは自分と一緒にいてくれるんです。

その不安から出てくる涙の温かさを感じて、
その頬に伝わるぬくもりを感じて、

「その涙に口があるとしたら、涙はなんて訴えかけていますか?」

と、そう聞くと、
多くの場合、
とってもあったかい”自分の為の言葉”が返ってきます。

いくら不安になったとしても、
こころの奥底では自分のこころは、
いつだって、傍にいて、

何か僕たち自身に声を掛けてくれているんです。

不安にどっぷりとつかっていると、
その声がかき消されてしまって、
聞こえないけれど、

ちょっぴり勇気をもって、
聞こうと思うと、

少し時間はかかるかもしれないけれど、

その言葉は必ず聞けるんだと、

僕はこころから思います。

うすうす感づいているけど、
ただ、聞こえないふりをしている時もありますしね。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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