寂しさに関しては、以前にお話をしましたね。
振られた時や、
大切な誰かが亡くなってしまった時に、
寂しさを感じるのは、
人生の一部であったその人がいなくなってしまうことで、
私という一部も同時に失ってしまうような気持ちになり、
気持ちが不安定になり、そんなあなたの気持ちを心が安定させようとして、
その大切なものとの繋がりを感じさせようとしてくれてるんです。
こころは、そのつながりが如何に大切だったのか、そして、
そのつながりを感じていた時のあなたの安らぎを知っているんです。
だから、そのつながりをまたあなたに感じて、安らぎを感じてほしいって思うんです。
だから、またあの関係を取り戻したり、
また一緒に笑ったり、ぬくもりを感じたいって、
そう思うんです。
その方は、それほどあなたの心に大切なものを残してくれたのです。
寂しさを受け入れていくには準備がいります、
友だちにその気持ちを話したり、
そっと肩に手をふれてもらったり、
ハグしてもらったり、
あなたの大切な人のぬくもりを感じてください。
もし、今一人でそういう事が出来ないなら、
ゆっくりと体育座りで座って、
自分を抱きしめるように、両肩を両手を置き、
トントンと、肩を叩きながら自分を抱きしめてあげてください。
そして、受け入れる準備がととのったら、
寂しさの奥にある、それほどあなたが大切にしたかった気持ちや、
「もっと一緒に痛かった気持ち」「もっともっと手をつないでいたかった気持ち」
「私のことをもっと大切にしてほしかった気持ち」「また笑って欲しかった気持ち」など、
こうして欲しかった、こうしたかった気持ちを感じてください。
「あの時はこんな顔していたんだ二人とも」って、写真を見て、
思い出に浸るのもいいでしょう。乗り越えるために。
その思い出に浸りながら、自分のこころの中にある寂しさを感じてみてください。
そしてその奥にある本当は手にしたかった、もっと感じていたかった気持ちを感じてみてください。
そして、もっとこうしたかった、こうして欲しかった思いを言葉にしてみてください。
一言でも二言でも構いませんから、あなたの気持ちを声にしてみてください。
言葉は言霊です。
声を出していると、よりその思いに気づけます。
きっとそこには、寂しいだけじゃなくてもっと違う大切な気持ちがあることに気づくはずです。
その気持ちにあなた気づき、受け入れられる瞬間がきますように。

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