自分を責める心が教えてくれること。

こんにちは!野川です。

先日、発行したメルマガです!

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GWがあっという間に終わり、

気づいたらもう月曜日、

また新たな一週間の始まりですね。
あなたは、どのようにGWを過ごしましたか?

僕は海に行ってSUPといって、

立って漕ぐサーフィンをしてきたり、

母の日で両親をサッポロビール園に連れていったり、

そしてひたすら飲んだりと、

結構、お酒ばっかり飲んでいたかもしれません。(笑)
さて、今日はカウンセリングをしていて、

思うことを書いていこうと思います。

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「自分を責める心が教えてくれること。」

カウンセリングをしていると、

自分を責める方の話すを聞くことがあります。
「でも、私が結局いけなかったんです。」

「私が悪いんです。」

って。
振られてしまった場合、

自分に原因があるって考えるのはもっとも自然なことなのかなぁって思います。

でも、よくよくお話を聞いていると、

「全く悪くないよ。」って思うこともたくさんあって、(沢山というよりもほとんどですが。)

その度に、「あなたは悪くないよ。」

って、言葉にして伝えているのです。

もちろん彼のせいでもない

のですけどね。
だって、互いに一生懸命だったわけですから。

どちらが悪いわけでもないのです。
悪者を作ると、

正しいものが生まれ、

どちらかが結局責められてしまいます。
でも、相手を責めたいから来るわけではないのです。

どうにもできないその”気持ち”を何とかしたいから来てくれるのです。
本当は言いたいこともいっぱいあったはずなのです。

でも、飲み込んできて、

結局は私が悪いんだ。

って、やり場のない怒りを自分に向けちゃってるのです。

相手を責められず、

私自身を責めちゃう。

それってやっぱり辛いよね。

苦しいよねって、そういう方を目の前にする度に思います。

怒りが内側に向かって自分を責める人生は、

やっぱり苦しいよね。

ってそう思うのです。
ただ、そんな時に自分を責めないで。

なんていっても、やっぱり自分を責めるのは止まらないのです。
なぜ、自分を責めるのが止まらないのでしょう?

なぜ怒りが自分に向かうのでしょう?

それは、心があなたに忘れてほしくないからです。

もう二度と、同じことをしないでね。

もう繰り返さないでね。
って、そう心が教えてくれてるからです。

もうあなたの心は、同じ過ちを繰り返して、

苦い思いをしてほしくないのです。

だから、度々思い出させては、

自分を責めさせるのです。
でも、必要以上に自分を責める必要なんてありません。

だから、そんな時は自分を責める心に、

「教えてくれてありがとう。」

「もう私は、同じことを繰り返さないから大丈夫。」

「あの時の私とはもう違うんだ。」

って囁いてみて下さい。

少し、責める気持ちが落ち着くはずですよ。
それでおさまらない時は、きっと心の奥で、

「でも、私だけが悪いんじゃない…。」

「あの人だって、そもそも教えてくれればよかったじゃない!」

といったような、怒りが隠れている時がありますから、

その怒りを紙に書いたり、吐き出すことが大切です。
怒る気持ちが湧き上がる時は、

その気持ちを吐き出すことがとっても大切なのです。

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お読みいただいてありがとうございました。

また、次回お会いしましょう!

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野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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