寂しい自分を一人にしないで。

『寂しい自分を一人にしないで。』

おはようございます!野川です。

最近は、なんだか一日中

カウンセリングのことばかり考えています。(笑)
難しい職業だなと最近つくづく感じながら、

出会う人にいつもこう教えてもらっている気がします。

「ちゃんとあなたは自分と向き合って生きているかい?」

って。
不思議なもので、

教わることの方が多いような気がします。

まぁ、僕が未熟だからなんでしょうけれど。(;^_^A
さてさて今日は、そんな教えてもらった事の一つです。

「心に雨が降ったら読むセラピー」メルマガのテーマは寂しさと虚しさです。
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「何でこんなことをしているんだろう…。」

「何で自分だけこんな何だろう…。」

「何で自分だけ何をしていてもつまらないんだろう…。」
そんな虚しさを感じる時がある。
ある方がこんなことを言っていた。
「友だちといてもなんだか浮いている気がします。

でも、一人だと寂しくって、飲みに行ったりするけれど、

でもやっぱり楽しくない…。それで余計にむなしい…。」

って。
虚しさは、寂しさと少しだけ似ている。

ぽっかりと心に穴が開いたような、

そんな感じがするからだ。
虚しさを感じる時、

僕たちは、今まで必要だったものに興味を失う。
それまでの人間関係や、仕事だったり、

着ている服だったり、持っているものだったり、

それまで大切にしていたプライドだったり、

価値観だったり。
あんなにしがみついていたものが、

あんなにも大切だと感じていたものに、

興味を失うことがあるんだ。
そう、だから虚しさには「喪失感」がある。

大切な人を亡くしたら、とっても悲しく、

失ってしまったものの大きさに、

その心を占めていたその大きさに、

心にぽっかり穴があく。
その穴は、もう埋まらないこともある。

もちろん、新しい何かで埋まることもあるけれど。
だから、以前の自分じゃないと感じたり、

あんなに楽しめていた心を感じなかったり、

あんなに大切にしていたものに興味を失ってしまうのは、

大切な人を亡くしたのと同じとは言えないけれど、

それと同じように、自分の中で大切なものをなくした

喪失体験なのだ。

寂しいのは、

そのなくしたものとのつながりを、

心が今も求めているから、

だからこそ寂しいのだ。
だから、虚しさには寂しさを伴うんだ。
そして、この虚しさに<<:氏名:>>さんが気づいていること。

それが大切なのだ。
それは、内面に気持ちが向いているということだから。

内面に気持ちが向いているということは、

変化のタイミングであることが多いのだ。
だからこそ、内面を見つめることが何より大切なのだ。
どうか寂しさや虚しさを抱える自分を

一人にしないであげて下さい。
虚しさは、今まで大切にしていたものを手放す、

手放した時の気持ち。

寂しさは、大切だったものを惜しむ気持ち。

丁寧に内面を見つめて、

失われてしまったと感じるものに気づいていこう。
大切にしていたものや、

今も尚大切にしたいと願うその思いに気づいていこう。

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今日もお読み頂いてありがとうございます。

ではではまた次回のメルマガでお会いしましょうね!(*’▽’)

 

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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