自分の領域と相手の領域を切り分けよう。
悩むべきところで悩もう。
なんでも自分の問題として取り組もうとすることはいいことだ。
しかし、それは一方で無用な苦しみを生むことがある。
そんなことって実は多い。
それって本当に自分の問題なの?
相手ではないの?
って考える必要がある時がある。
すごく極端な例だと、
暴力を振るわれるのは、
振るわれた側の問題なのだろうか?
答えはもちろん「ノー」だ。
それは間違いなく相手側の問題だ。
友人、彼、彼女=相手が、
いつもイライラしている。
それも相手の問題だ。
ついつい「相手」が、
怒るのも、
過度に寂しがるのも、
人に意見を言えず我慢しちゃうのも、
それで誤解を生じちゃうのも、
自己卑下しすぎて、
周りのストレートな気持ちに
今は気づけないのも、
相手の気持ちに気づけず、
負荷を負わせすぎてしまうのも、
過度にアドバイスをしてくるのも
相手の問題(テーマ)だ。
さて、あなたの問題=テーマは、
果たして本当に自分のものだろうか?
相手のものではないだろうか?
そんな視点がとっても大切なのだ。
僕たちは僕たちの範囲内で生きている。
その中でできることをやるしかないのだ。
その中でできる最善をするしかないのだ。
それは相手も同じだ。
相手も相手の範囲内で生きている。
そしてその中で最善を尽くすのかは、
それは相手の責任なのだ。
そう、それは僕たちも同じ。
だから、「僕たち」にできることをしよう。
無用な悩みはやめて、
その悩み(テーマ)は、相手に譲ろう。
相手に返そう。
僕たちは僕たちで、
「自分のテーマ」に取り組もう。
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