『自分を律してくれた自分へお礼を言おう。』

自分を律することが出来る人は、

真面目だねとかストイックだねとか言われることが多いかもしれません。

 

ただその一方で、

その律する力は辛いことがあった時にその気持ちを抑えることがあります。

それは本人にとったら案外に苦しいものです。

 

ですから周りの評価とは裏腹に、

そういう真面目な部分や律する部分を嫌いだと、

そのように感じる人もいるでしょう。

 

でも、その律する力は、

 

理不尽なことがあって、怒っても当然な時も、

「確かに理不尽だ。気持ちはわかるよ。でもね怒っても何も解決しないじゃないか。今は目の前のことをやろう。」

とあなたに語り掛け、あなたが気持の波に飲み込まれずに

日々の生活を送らせてくれれる一助となった。

 

また、挫けそうなその時も「律する力」は、

何度もあなたに語り掛けてくれた。

「大丈夫。まだやれる。」

「一生懸命にやってきたじゃないか。まだまだこれからだ!頑張ろうよ!」

「あの人だって出来たんだ。あなたにも出来る!」

「みんなこんな苦しみを通過して来たんだ。」

そうやって挫けそうなときも「律する力」は、

僕たちを奮い立たせてくれた。

 

周りのみんなが遊んでいる時に、

そも気持ちを律し、我慢させてくれる。

だからこそ、周りからは真面目と言われたり、

それでも律する力はあなたと共にいて、

いつもその隣で応援してくれた。

 

あなたが「諦めたい。」とそう感じた時も、

「もうこの人生を終りにしたい。」という時でも、

「律する力」は心の底からこう囁きかけてくれた。

「いやいや、そんなことしちゃダメだって分かっているだろう。」

「ダメだよ。やめるんだ。」って。

 

そういつも、どん底の時でさえ、

「律する力」は、あなたに”最悪”を思いとどまらせてくれたんだ。

 

だからあなたを支えてくれたそんな自分にいつか俺を言おう。

挫けそうな時、いつも奮い立たせてくれてありがとう。

怒りに飲まれそうな時、怒りに飲まれずに

いつもの日々を送らせてくれてありがとう。

諦めそうな時に、思いとどまらせてくれてありがとう。

 

いつも最悪を思いとどまらせてくれてありがとう。

 

そう、いつかお礼を言おう。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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