人生が劇的に変わることはあまりなく、

もし劇的に変わったとしても、

劇的に戻ってしまうことがある。
人生を変えていくということは、

緩やかな変化がいいのだと、

最近はそのように感じます。
いろんな方を見てきて、

自分自身もいろんな体験をしてきて、

そのように感じるのだ。
人は映画のような、

誰かが書いた本のような人生に思いを馳せて、

急に次の瞬間から全てが変わる。
そんなような想像をすることもある。

 

だけど、僕はそういった方にはほとんど会ったことがないし、

会ったとしても揺れ戻りがある場合がほとんどだ。

 

少しずつ自分を見つめて、

少しずつ舵を取る方向性を変えていく、

その1cmの舵を切る方向を変えただけで、

人生は大きく変わっていくのだと、

今はそう思う。

 

僕たちはその1cmがあまりにも小さく、

誤差の範囲のように感じるから、

それに気づかないし、

それについて価値を感じない。

 

だけど、僕たちがすべきことは、

目に見える大きな変化だけではなく、

自分の中に内在し、

開花しつつある小さな変化から、

いつもと少しだけ変わったことが出来た自分を

チャレンジしようと心が動いたそんな1cmの自分を

日々の中に見つけていくこと。

 

それこそが僕たちが「変わっていく」上では、大切なことなのだと今は思うのだ。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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