気づけば今年もあと2週間なんですね。

いやはや、早すぎてよくわからず。(笑)

 

この前は、父の誕生日ということで、

1週間遅れで父のお祝いをしました。

 

お祝いといってもただ父と居酒屋で飲んだくれただけですが。(笑)

 

日本酒が好きなので、日本酒が多い居酒屋に行ったんですが、

種類が100種類もあってビックリしました。

 

話題は最初はずっとお酒の話をして、

そして後半は何話したか覚えていません。(笑)

 

でもたしか感謝を伝えたと思います。

そして父は確かに泣いていました。

 

その場面だけしか覚えていません。(笑)

 

なんせ二人で一升くらい飲みましたから(爆

 

そりゃ~深夜に起きて吐くわけですわ(;’∀’)

 

皆さんも年末飲みすぎないようにしてくださいね。

さて、今日のメルマガはこちらです。

結局自分のことしか考えてないんでしょ?と言われたあなたへ。

「結局自分のことしか考えてないんでしょ?」

そんなことを言われたことはありませんか。

 

昨日友人がそんなことを言われたと言っていたので、

ふとそこで感じたことを今日は記事にしてみようと思います。

 

その「結局自分のことしか考えてないんでしょ?」というのは、

本当にそういう場合もありますが、

そうではなくて、

相手が自分のことを分って欲しくて拗ねている場合もあります。

 

そういう場合、

その言葉を言われた側は責められていると感じますから、

相手の寂しさに気づいていたとしても、

相手との関りを望むような気持が出ませんし、

もしあったとしてもそれが消えてしまうか、

自分を責めて、何とかまた気持ちを向けようとするも、

その傷は消えず…ということが起きてきます。

 

「あぁ~不器用…。」

 

なのですよ。

 

そして、その言葉を口にした側は、

自分の寂しさや、

その発言自体が「自分の立場」だけしか意識していないことに、

気づいていないのです。

 

”自分”の苦しみを何とかしてほしくて、

”自分”の苦しみや満たされない現状を分って欲しくて、

その言葉を発していることにも気づいていないのです。

 

つまり自分の痛みにしか目がいかくなっているのです。

 

だからこそ「それが結局自分のことしか考えてないんでしょ?」という言葉は、

相手を責めて怒りを向けることで、

何とかまた自分に気持ちを向けさせようとしているのです。

 

でもその言葉を受け止めた人は、攻撃されれば反発しますし、

嫌な気持ちにもなりますから、

結局その怒りを使ってまで手にしたかった気持ちが、

その手からすり抜けていき、余計に痛みが増していってしまう…。

 

やっぱり結局あの人は私のことなんて…。

そう感じて、より一層孤独を強めていく。

寂しさが加速していく…。

 

お互いにそんなつもりじゃなかったのに…。

 

こんな悲しいループは絶たねばなりません。

 

僕たちが相手を責めてまで、相手に求めていることって何でしょうか?

相手を責めてまで、

怒りのエネルギーを使ってまで、

大切にしたかったことは何でしょうか?

何を大切にして欲しいから、大切にしたいからあなたは責めたんでしょうか?

相手に反省させたかったことは何でしょうか?

相手に受け止めて欲しかったことは何でしょうか?

そうやって責めてまで取り戻したかったことは何でしょうか?

 

それらが手に入った時、あなたは何を”感じる”でしょうか?

どんな気持ちになるでしょうか?

 

相手を責めることで、

自分の思い通りに行く時もあります。

 

でも、大人になってくるとその機会は減っていくばかりか、

それを受け止めてくれる人も減ってきてしまいます。

 

責めるのを止められないのは、苦しいことだからこそ、

僕たちがすべきことは、

十分に怒りを相手に怒りを向けたら、

今度は自分の心の痛みに目を向ける番です。

 

そしてその痛みを労わって、

上手に伝わりやすい形で気持ちを伝えていくことです。

 

責めることで伝えるのではなく、

それほど大事にしたかった気持ちが大事にできて、

あなた自身が幸せになるように言葉を使っていくことが

きっと何よりも大切なんじゃないでしょうか。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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