悲しみは、出来れば感じたくないし、
できれば出会いたくないですよね。

悲しい出来事って、嫌ですから…。

誰か大切な人が亡くなったり、
振られてしまったり、
傷つけられてしまったり…。

そんな出来事は出来れば避けたいですよね。

でも、生きている限りどうしても避けられません。

大抵、思いもよらぬタイミングできます。
そして、重なることも多くあるこの悲しみを正面から見つめるのは、
勇気がいります。

自らの中にある悲しみと正面から向かい合うのは、
エネルギーがいります。そして怖さも襲ってきます。
それは、もう失ってしまったことを認めることでもあり、
その失ってしまった大切なものがない世界を生きる覚悟を決めることでもあり、
それでも生きていくと決めることでもあるからです。

だから、悲しみと向き合うのは力がいるんです。

だから、悲しみを感じないように、
涙を流さないように、
気を紛らわすために、仕事に没頭したり、
家のことに没頭したり、
何か別の事に意識を向けようとしたりします。

それも、しょうがないことです。

一歩進んでいくには準備がいりますから。

ただ、もしあなたがその準備ができた時がきたら、
その悲しみと向き合って、その悲しみを感じてみることが必要も知れません。
それは、乗り越えるために。
何よりもあなた自身の為に。

悲しみは、身体で感じてあげることて癒えていくんですから。
悲しみは、何も悲しいだけじゃありません。
きっとあなたは感じたことがあるはずです。

悲しみを乗り越えようと泣いた時の涙の温かさや、
こころの温もりを。

悲しみのそこには、あたたかさがあります。
それをいつかあなたが感じられますように。

野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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