忘れたいのに、忘れられない。
思い出が巡って巡ってしょうがない。
あの人の顔が、あの人との思い出が絶えず頭の中で思い返されて、苦しい。
そんなことがありませんか?
そんな時は、思い出しちゃだめだ思い出しちゃだめだ!そんなこと考えちゃだめだ!
何で、こんな事思い出してんだろう、なんで忘れられないんだろって、自分を責めて落ち込む。
そんなことって、よくあると思うんです。
この負のスパイラルに入ると大変です。
何が大変かというと、思い出さないようにしようと、消そうとすればするほど、あの人の顔や思い出に意識がいってしまうから、逆に忘れられないのです。
ある知り合いの方が、原因不明の病気を患い、お医者さんに相談しに行きました。
その時に、こんなことを言われたそうです。「いいかい、病気を治すコツは、自分が病気だと忘れられる時間を如何に持つかだよ」って。
これは、失恋にも言えるのですよ。
如何にその人との時間を思い出さない時間をつくるかが、その人を忘れるコツです。
そして、もう一つ大切なのが、考え方を少し変えるという事です。
思い出さない事には越したことがない。
忘れるには越したことがないと、考えてみる事です。
自分を縛りすぎてしまうんです。忘れないと!思い出しちゃだめだ!って。
すると、結果的に自分を苦しめてしまうのです。
そりゃ、忘れられるに越したことはないですよ。でも、忘れたくない気持ちも正直ありますね。
だから、どちらの気持ちも大切にすることもまた大切だと思うんです。あなたの為に。
思い出してもいいんです。ただ、そうしない方がいいよね。
って、そんな風に考えるられると、自分に少し余裕を持つことができますよ。
あんまり自分を責め過ぎないでくださいね。
もう、十分傷ついてきたし、それ以上に自分を苦しめたら、あなたがかわいそうじゃないですかね。
忘れたくても、忘れたくない。
そんな気持ちを抱えててもいいじゃないですか。
どっちも大切なあなたなんですから。
だから、忘れられるに越したことはないですよね。
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西船橋 カウンセリングルーム こころ音 野川 仁
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