自分の力で勝負をする。
どこまで自分がやれるか。
そんなことは当然分からないけれど、
自分で、今の自分で勝負をするんだ。
沢山教わって、沢山学んだら、
時に額に冷や汗をかきながら、
後悔の涙や、悔し涙を流しながら、
あなたなりにチャレンジしてみるんだ。
僕たちは答えがわからないと答えを外に求める。
正解を外へと求める。
どんなやり方が正しいのか、
何をすべきなのかを求めるようになる。
本を読み、先生に教えをこい、
知識を得て、答えを得ようとする。
そうやって答えを外に求め、
すべきとされていることをするんだ。
でもそうやっているうちに、
自分で答えを出せない自分がいることに気付く。
知識は身についていても、
考える力が育ってないことに気づくのだ。
不正解は出したくない。
いいとされることをしたい。
正しいとされることをしたい。
その答えが欲しい。
それは当然のことだ。
でも僕たちに必要なのは、
問題の正解ではなく、
問題を解く力だ。
自らの目で、
この世界を、
目の前の相手を捉えて、
自らの頭で一生懸命に考えて、
自分なりにこの世界を理解しよう。
正解を求めずに
ぶざまな自分をさらけ出して、
出来ない自分をさらけだして、
目の前の課題にチャレンジしてみよう。
完璧主義にサヨナラをして、
無様でもできなくてもいいから、
自分でやってみよう。
最初から出来る人なんていない。
やり方を教わったら、
考え方を身につけたら、
知識を沢山身につけたら、
今度は、あなたが問題をあなたなりに解いてみよう。
解けなくたっていいんだ。
あなたの力で、
あなたの人生で、
勝負していくんだ。
答えのないこの世界で、
あなたの足で、
あなたなりの答えを迎えに行くんだ。
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