こんにちは!西船橋カウンセリングルームこころ音 野川です。
大好きな彼と別れてしまった。
人生にはそんな時がありますね。
人生が灰色に見えて、
昨日まであんなに楽しかったことが
なぜか楽しいと思えない。
昨日まであんなにやりがいを感じていた仕事も
なんだかやる気が起きない。
部屋の片付けも、料理を作るのも、
すべてが億劫でやる気が起きない。
「私の何がいけなかったの?」
「ねぇ、どうしてこうなったの?」
そんな答えのない問いがずっと頭の中を
ぐるぐると回って止まらない。
「もう、なんなのよ!」
なんて、時に叫びたくなる。
そんな時が人生にはありますね。
自分の大切にしていたこころの一部が、
欠けてしまったようで、
ぽっかりと穴が開いてしまったようで、
胸が痛い。
そう、そんな時が人生にはあるのです。
もしかしたら、これを読んでいるあなたにも。
その胸の痛みも当然です。
だって、失恋の悲しみは、
自分の中の未来をも崩していくからです。
あの人とすごしていたら、こんな未来があっただろう。
この先もずっと一緒にいて、
こんなつらい時も隣にいてくれただろう。
あんなことがなければ、二人で一緒に未来を築いていた。
そんな自分の中の希望が、突然崩れ去ってしまったから。
だからこそ、それがもう戻ってこないと、取り戻せないと
そうわかっているから悲しくて、胸が痛いんです。
自分の中の大切な希望が、未来が崩れ去って、
その崩れた未来を、希望を思うとこころが痛くて、
ぎゅっと胸が何かに刺されるように苦しいのです。
そう、それほどあなたにとってその希望や
その人との関係を大切にしたかった。
この先もずっとそんな未来を二人で築きたかったから、
だからこそ辛いのです。
それがもうできないから…。
その胸の苦しみや、痛みは
それを誰よりも知っていて、だからこそ、
こころを痛めているのです。
そしてね、こころは痛みを抱えているだけではないんですよ。
なんで、そんな痛みを抱えていると思いますか?
それはね、それほど大切にしたかったからです。
あなたの彼との関係を。
大事に大事にしたかったからです。
それが出来なかったことを悲しんでいるのです。
あなたも、あなたのこころも。
それでね、そのこころの痛みは、一つの別れの悲しみです。
別れの悲しみはね、自分を悼むことで癒えていくのですよ。
いっぱいないて、嘆いて、悔しがって、
なんで自分だけって怒って、
もう、生きていけないって、叫んで。
惨めでも、無様でも、うまく生きられなくても大丈夫だから、
思う存分泣いてください。
”今は”恨んでもいいし、悔しくったっていい。
いい子になる必要なんてないんだから。
それが失恋による別れの悲しみを癒す第一歩になるんです。
大丈夫、立ち直れるから。
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