■失恋の悲しみを癒す

好きな人に振られてしまって
もうどうしようもなく辛くて
途方にくれて普段飲まないお酒を飲んで気を紛らわせて、
急に寂しくなって、孤独を感じ一人、「苦しい、なんでこんなことに」
と涙する、そんな時があります。

友達や家族に話を聞いてもらって、
少しは落ち着くけれど、ふと一人になると、
もうあの笑顔は見れないんだな。もうあんな関係には戻れないんだ、、、。
最後にちゃんと言えたかな?もっと好きって言っていればよかった。
もっと優しくすれば良かった。
あの時怒らなければ、、、。
何がいけなかったんだろ?どこで間違ったんだろう。

いろんな思い出が思い返されて
後悔や、寂しさや、孤独、罪悪感、悲しみ
もう本当にいろんな気持ちが波のように迫ってくる。
こんなに苦しむなら付き合わなきゃよかった。

でも、いい思い出もある、でも、だから苦しい。
昨日まで見えていた景色が灰色になって消えていくような、
そんな時が人生にはあります。

そんな時に多くの人は、
・自分の気持ちに蓋をして、もうこんなに悲しんでもしょうがない。
もう仕方がなかったんだ。
そういって、自分の気持ちに蓋をしたまま前に進もうとします。
・お酒や、友人に話を聞いてもらったり、
仕事に夢中になって少しでも気を紛らわそうとします。
・本当は悲しいのに苦しいのに、自分がいけなかったんだと自分を責めて
その悲しみを苦しみを我慢します。
・心の苦しみから、うつ状態になる人や自暴自棄になる人もいます。
・会う機会があると、もしかしてという気持ちが、傷を癒すのに時間をかけることがあります。
・一人じゃ寂しくて孤独を感じて、どうにかなりそうだから、誰か友達とすごして、孤独を紛らわす。

でも場合、こういった行動はうまくいかないことが多くあります。

その理由は、、、
・悲しみを始め、多くの感情は蓋をすると余計に苦しくなるからです。
・頭でしょうがないと割り切ろうとすると、余計に酷くなる事も。
・一時的に気がそれても、その時に安定感を取り戻さないと、結局逆戻りになってしまいがちです。
・無理に前を向こうとして、余計に自分に苦しみを背負わせているからです。

悲しみを癒していくには、
・感情に蓋をするのではなくて、感情を吐き出していくことが大切です。
・頭で割り切ろうとするよりも、身体でその悲しみを感じる事が大切です。
・気持ちが不安定な時はお酒などには逃げずに、安定感を取り戻す事が大切です。
・失恋によるこころの痛みには、その痛みの種類によって、卒業、癒し、許しが大切です。

人それぞれ乗り越えるプロセスは違いますが、こころ音では、
あなたにあったサポートをして、また笑顔で日々過ごせるようにお手伝いさせて下さいね。

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野川  仁
・元引きこもりの心理カウンセラー
・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・(一社)日本心理カウンセリング協会 代表理事
現在は、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。

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